銃士実装とともにひっそりと追加されたこの銃士変身コレクション。
昔からステータスの難解さがウリのリネージュですが、“物理魔法防御力”というまた謎のワードを出してきたので、これはなんじゃろうと気になって夜も眠れなかった(毎日ぐっすり)ので調べてみることにしました。
揃える意味あるの?
という疑問に答えます!
“物理魔法防御力”とは何なのか?
台湾や韓国のサイトをチェックするも・・・
おそらく単に訳しているだけなので日本語を見ても分からんなこれと思ったので、台湾や韓国のサイトを見てみました。
言葉が分からないのでGoogle翻訳に頼りつつも、
- 実装されてない説
- 物理”スキル”(銃士の攻撃スキル?)防御力の間違い説
- 魔法に対する耐久力説
の3つがあるようでした。
運営チームに聞いてみた
銃士変身コレクションの"物理魔法防御力 1%"が気になって台湾や韓国のサイトで調べてみたけど、
・実装されてない説
・物理"スキル"(銃士の攻撃スキル?)防御力の間違い説
・魔法に対する耐久力説があって、よく分からなかった。
運営さん@LM_JP_Staff、もし知ってたら教えて?#リネージュM pic.twitter.com/AYES4uVHlz
— 猫CEO@リネM (@puumi7ViVi2vU6c) March 25, 2020
分からなかったのでダメ元でツイートしてみたところ・・・
スキルTIPのタイプ欄が「魔法型」ではなく空欄になっているもののダメージが%分減少するものと伺っています。ただ、プレイヤースキルは見ればわかるのですが、モンスタースキルは見れないので適用範囲はもしかしたら結構広いかもしれません。
— リネMサービスチーム (@LM_JP_Staff) March 25, 2020
なんと運営チームから回答がもらえました!(暇なのかな?)
回答を見る限り、
- 物理”スキル”(銃士の攻撃スキル?)防御力の間違い説
が当たりだったようです。
“物理魔法防御力”の対象
運営チームの回答を元に、いくつかのスキルのタイプを確認してみました。
左から銃士のダブルショット、竜闘士のフォースレイヤー、エルフのトリプルアローです。
同じような攻撃スキルでも、トリプルアローだけはタイプ:魔法型と書いてあるので対象外ですが、銃士のダブルショットや竜闘士のフォースレイヤーはタイプが空欄なので”物理魔法防御力”の対象であるようです。
そもそもタイプが空欄ってなんや?何か書けや!
という疑問は心にしまっておきましょう。
“物理魔法防御力 1%”の効果を検証してみた
コレクションの前後で違いがあるのか検証してみました。
コレクション
ちなみに、最後に残ったアークマスケティアは製作できます。
銃士をLv70にしてもたぶんもらえる?ので、銃士を育てている人なら自然とコレクションは完成しちゃってるのかもしれません。
ということでバッチリ完成!
プレイヤースキル
まずは対象が明らかなプレイヤースキルの方から検証してみます。
検証方法
以下のキャラで実際にスキルで攻撃してみました。
- 攻撃側
- Lv52銃士
- Lv63竜闘士
- Lv70エルフ
- される側
- Lv77ナイト
“物理魔法防御力 1%”はダメージ減少ということで、回避は関係ないのだろうとの仮定の元、装備を外して当たるようにしました。
各スキルを10回当てたときのダメージ量×5セットで比較してみます。
※やってみて分かったのですが、これらのスキルはX回攻撃みたいなものなので、スキル自体が命中したとしても攻撃回数にバラツキが起こってしまいます(平均の中に埋もれてくれると仮定します)。
検証結果
キャラ | スキル | 10回分×5セットの平均与ダメ | 変化率 | |
---|---|---|---|---|
コレクション前 | コレクション後 | |||
Lv52銃士 | ダブルショット | 535 | 591 | +10% |
Lv63竜闘士 | フォースレイヤー | 1,353 | 1,182 | -13% |
Lv70エルフ | トリプルアロー | 840 | 917 | +9% |
サンプルサイズが小さいのでやっても仕方ない面はありますが、統計学的(対応ありt検定)には竜闘士のフォースレイヤーのみP<0.05で有意差ありとなりました。
文系的に言うと、竜闘士のフォースレイヤーのみこの差は偶然ではないっぽいということです。
エルフのトリプルアローは元から対象となるスキルではないので差はでないとして、銃士のダブルショットで差がでなかったのはダメージが小さすぎて1%軽減は誤差の範囲になってしまったということでしょうか。
竜闘士のフォースレイヤーはダメ軽減1%とは思えないほどの減少でどこまでが誤差なのかは分かりませんが、一応、ダメ軽減はありそうだという結果です。
モンスタースキル
次に対象が不明なモンスタースキルも検証してみます。
検証が困難を極めるので、現実的にできることとして、いくつかの狩場で赤POT消費量に差が出るかを調べてみました。
検証方法
以下の条件において、実際に放置狩りをしてみました。
スキルのタイプが空欄のモンスタースキルが何か分からないので、変な攻撃をしてきそうな狩場を3つ選びました(謎基準)。
- 狩場:DVC6F、TOI1F、海底
- キャラクター:Lv77ナイト
- 銃士変身コレクション(物理魔法防御力1%)なしorあり
- AC/MR/耐久力等は変化なし、HPRも狩場によって揃える
各20分×5セットの放置狩りを行い、消費した赤POTの量を比較基準とします。
検証結果
ということで早速、検証結果です。
狩場 | HPR | 20分間×5セットの赤POT平均消費量 | 変化率 | |
---|---|---|---|---|
コレクション前 | コレクション後 | |||
DVC6F | あり | 265 | 294 | +11% |
TOI1F | なし | 324 | 308 | -5% |
海底 | あり | 44 | 46 | +5% |
どの狩場においても統計学的に有意差はありませんでした。
つまり、銃士変身コレクション(物理魔法防御力1%)があってもなくても消費した赤POTの量は変わらなかったということです。
どこか1つくらいダメ軽減の効果を見たかった・・・
結論
銃士変身コレクションで獲得できる物理魔法防御力1%の謎に迫ってみましたが、
- 物理魔法防御力1%とはタイプ欄が空欄のスキルに対してダメ軽減1%である
- 対プレイヤースキル(特にフォースレイヤー)にはダメ軽減がありそう
- 対モンスタースキルには効果は不明
という結論となりました。
つまり、銃士変身コレクションについては、
- PvPやってるなら揃えよう(言わずもがな)
- 狩り民は急いで揃える必要はなさそう(揃えても損はない)
ということになると思います。
どこかの狩場で明確な差が出たら面白かったのですが、結局たいして役立つ検証にはならず、骨折り損のくたびれ儲けで号泣しています。
おーん
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